BASIC認証は、ウェブサイトへのアクセスを制限するために使用される簡単な認証方法です。.htaccess ファイルを使用してBASIC認証を設定する方法は以下の通りです。
- .htpasswdファイルの作成: まず、認証情報を保存するためのファイル (
.htpasswdファイル) を作成します。このファイルはウェブルートの外部に配置することが推奨されます。例えば、ウェブルートの1つ上のディレクトリに配置することができます。
.htpasswdファイルには、ユーザー名と暗号化されたパスワードがコロンで区切られた形式で記述されます。以下は例です。
user1:$apr1$wLjXPd8a$qWxLZD5Yd3vr3X9F8QW5a0ちなみに以下のサイトで、暗号化されたパスワードの生成が可能です。
https://www.luft.co.jp/cgi/htpasswd.php
- .htaccessファイルの編集: 次に、認証を適用したいディレクトリに
.htaccessファイルを作成または編集します。
以下のコードを.htaccessファイルに追加します。
AuthType Basic
AuthName "Restricted Area"
AuthUserFile /path/to/your/.htpasswd
Require valid-userここで、/path/to/your/.htpasswdは、先程作成した.htpasswdファイルの絶対パスに置き換えてください。
- ファイルのアップロード: 作成した
.htpasswdファイルと編集した.htaccessファイルを、それぞれ適切な場所にアップロードします。
以上で、BASIC認証が設定され、指定したディレクトリにアクセスしようとすると、ユーザー名とパスワードの入力が求められるようになります。
